まず書き始めは、代表の私の、「僕」を主語で始めさせていただきます。
僕の一番の願いは、僕の大切にする人たちが幸せになることです。そのために自分の能力を最大限活かして、彼らをサポートしたい。そのためには、僕が経済的にも精神的にも自立している必要があり、彼らの心を解する能力を身につけなければならない。
経済的自立のためには、自身の能力を磨き続ける。精神的自立のために、多くの知識を吸収し、仕事で苦楽を経験し・友人との交流を通じて、自分なりの自分を安定させる方法を確立する。
若い頃、お世話になっていた上場企業で僕は事業を任されて、全く世の中に通用しなくて、しばらくしてその職務を降りました。完敗でした。今から考えてみると、その原因がよくわかります。ひとつは、ビジネスを行う上での目標設定が曖昧だった、かつ知識がなかった。もうひとつは、人脈がまったくなかった。そして人に頼るということが出来ない性格だった、加えて一番最悪なのが、失敗する自分が受け入れられないため、失敗することを過度に恐れていた。などなどです。
ビジネスをするということは、社会に対して自分たちが持ちうる能力を発揮し、貢献することだと今は考えます。若かりし私は、そんな気持ちを持たず、成功したい、プラス、失敗する自分が怖いと考えてたんです。うまくいかないのも当然です。その後、結婚し、子供を授かり、仕事で社会にもまれて、私は大きく変化したと思います。
自分の成功を第一に考えるのではなく、仲間の幸せを大切にする。そのために自分を磨き続けることを目標にするようになりました。
この変化のおかげか、心の底から何でも自由に語り合える多くの友人を得ました。そして、以前仕事でご一緒させていただいた方から、私一人ではこなしきれないようなお仕事のお話を頂戴しました。とてもありがたい内容で、是非協力させていただきたい、そういう気持ちになりました。私は、ビジネスで成功するのが私の、私達の人生の最大の目標だとは考えません。と同時に、私と信頼できる仲間の能力を活かして、お仕事を与えてくださる企業様、そしてその先にある、その企業のお客様の幸せに貢献できるなら、これほど素晴らしいことがないとも考えます。
このような経緯で、私は、大切な仲間とともに起業しようという考えに至りました。
私達の強みは、ITとマーケティング、そしてチームの結束力です。
そして、私たちの目標は、私達の強みを活かして、顧客である企業様、そして社会に貢献する。その事によって、私達自身も成長し、ひとりひとりが社会に貢献できる人間になり、幸せになることです。
売上の拡大、利益の最大化は目指しません。
顧客である企業様、とくに共に働かせていただく「人」にフォーカスし、共に良い刺激を与えられるような存在であり続け、協力して問題を解決し、社会に貢献することで喜びを共有したい。
売上の拡大も、利益の最大化も目指さない継続性のないような企業とは付き合いたくないとお考えになるかもしれませんので、補足しておきます。
人間という生き物は、容易にお金の魔力に負けてしまいます。過度に稼ぐことを重視しすぎることによって、本来、自分たちが目指す進路を簡単に踏み外すと思うのです。適切なビジョンを掲げ、常に研鑽を怠らず、お客様の幸せを考えることで、社会に受け入れられ、事業の継続・緩やかな拡大は可能だと考えるからです。
2023/03/21 Hiroshi Mito